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記事掲載日:2000年1月11日
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200人参加しレジオネラ症防止講習会県庄内支庁で=山形

2000.10.11 読売新聞 東京朝刊 によると、三川町横山の県庄内支庁で十日、旅館や公衆浴場の経営者らを対象にした、レジオネラ症防止対策講習会が開かれた。レジオネラ症は、冷房設備の冷却水や、「循環型ぶろ」の浴槽の湯などで繁殖したレジオネラ菌によって肺炎などを発症する病気。全国では、今年に入って、静岡、茨城県などの温泉や入浴施設で、九十三人が感染し、五人が死亡。県内でも、大江町内の温泉施設を利用した六十代の男性三人が肺炎を発症するなど九月末までに八人が感染している。講習会には、鶴岡、酒田市内から約二百人が参加。庄内保健所の職員が「浴槽でのしぶきや、打たせ湯などから感染しやすく、死亡例もある。浴槽の清掃と消毒を徹底することから対策を始めてほしい」と説明すると、みな真剣な表情で聞き入っていた。