Top Message トップメッセージ

アクアスは1958年の創業以来、多くのお客様、お取引先の皆様に支えられ、幅広く事業を展開してきました。水処理プラント、装置、メンテナンス、薬品、技術サービスを通じて多様な水処理ニーズに応え、新しい価値を提供し続ける総合水処理メーカーとして、これからも努力を続けてまいります。

「すぐれた水処理技術で人と環境の調和を目指し未来に貢献する」が創業以来、私たちが受け継いできた事業目的です。私が入社した30数年前もほぼ変わりなく、当時の先輩社員から「水処理という仕事は、人が産業活動で汚した水をきれいにして再び自然に還す仕事」という話を聞き、そのような使命を持つ会社に魅力を感じたものです。もちろん今も水処理の仕事に大きな誇りと責任感を抱いています。

さて今日、社会の課題は環境面、社会面でますます複雑化しています。サステナビリティを実現するため地球温暖化や気候変動、環境汚染、廃棄物問題といった社会課題の解決に、アクアスはどのような貢献ができるのでしょうか。
それは、今私たちが取組んでいる「水処理プラントの高効率化の追究」「省エネや省力、節水、環境に配慮した技術サービスの拡充」「健康を守るレジオネラ防除技術の深化」など、新しい価値を創造し、社会に、お客様に提供し続けることが一つの答えになると考えています。これらの目標実現に向け、具体的な取組みを推進していきます。

日本経済はバブル崩壊以降もリーマンショック、東日本大震災、コロナショックと有事を経験しました。この間、アクアスも成長を続けてきましたが、これからの経営環境はAIやIoTなどデジタル技術の急速な進歩、カーボンニュートラル/脱炭素社会への移行など、更なる変化が続き、コロナ禍を乗り越えても不透明さが続くことでしょう。会社も社員も変化に適応できる強い企業でなければ、継続して存続し成長することはできません。
2030年に目指す姿として策定したビジョン(Vision2030)の達成に向け、全社でデジタル化、様々な改革の手を緩めず、DXの実現と新しい顧客満足、顧客価値の創造に挑戦します。お客様に寄り添い、課題解決のパートナーとなることで、お客様と社会への貢献、会社の成長と自身の変化を社員一人ひとりが実感できるアクアスを目指します。

代表取締役

山田峰朗