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記事掲載日:2002年12月27日
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*県有施設の条例違反寺田知事が陳謝=秋田

2002/11/27の東京読売新聞朝刊 によると、秋田県の9施設が、7月に施行された県公衆浴場法施行条例に違反して、連日型循環浴槽で気泡発生装置を使用していた問題で、寺田知事は26日、「県が作った条例を県の施設が守らなかったのは、弁明の余地がない。誠に遺憾で申し訳ない」と陳謝した。その上で、担当者の処分を示唆した。 寺田知事は「県有施設は使用を停止する。ただ、利用者側からは気泡発生装置の使用要望が強いので、将来に向けてどのように使用できるか検討している。民間からは、『これでは経営が成り立たない』という苦情も来ており、対策を考えたい。現段階では、条例改正は考えていない」と話した。 この問題を巡っては、国の基準を上回るレジオネラ菌が再三検出された河辺町の県健康増進交流センター「ユフォーレ」で、条例に違反して連日型循環浴槽の気泡発生装置を使用していたことが発覚。管轄する県健康対策課は、容認して営業させていた。これを受けて、県は21の県有施設すべてを調査し、うち9施設で条例違反が見つかった。