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記事掲載日:2005年5月10日
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来年度は黒字転換見込むサンパーク温泉の経営改善計画/宮崎

2005/05/10の朝日新聞 朝刊によると、2002年夏にレジオネラ属菌集団感染で7人の死者を出した宮崎県日向市の第3セクター「日向サンパーク温泉」が9日、経営改善計画を発表したという。集団感染に伴う1年4ヶ月の営業休止の余波で、債務超過は04年度末で約4千万円に上るが、再開後の誘客対策で、単年度赤字は04年度の607万円から05年度は154万円と大幅に減る見込みで、来年度は115万円の黒字に転じるとみているという。 計画は、中小企業診断協会県支部がまとめた経営診断報告書に基づくもので、集団感染で営業がストップしていた02年7月から03年11月までの施設維持費や人件費などが債務超過の主因となっているという。 社長を務める黒木健二市長は「国立感染症研究所から昨夏、日本で最も安全な温泉の一つとのお墨付きを得た。経営の難しさを痛感したが、リピーターも増え、運営は軌道に乗ってきた」と語ったという。