記事掲載日:2002年12月29日
- レジオネラニュース
*日向のレジオネラ菌集団感染市の原因究明委、3項目を追加=宮崎
2002/11/29の西部読売新聞朝刊によると、宮崎県日向市の第3セクター「日向サンパーク温泉」のレジオネラ菌集団感染で、市の原因究明等委員会(会長=藪内英子・前岐阜大医学部教授)は28日、県がまとめた中間報告の感染原因8項目に、独自に3項目を追加、公表した。 追加したのは、7月1日の開業前の体験入浴(6月20、21日)以前からの問題点で、 ●配管に水がたまっていた ●循環システムの消毒が不十分だったために菌が増殖した ● 施設側の菌への認識不足 の3項目。 県は10月28日、汚染原因として殺菌用塩素注入の不備や、ごみを除去するろ過器の洗浄不足など8項目を指摘している。委員会はこれに上記3項目を加えた11項目をもとに再発防止策を検討し、報告書を作成するという。