2023/09/27付の福井新聞によると、あわら市は26日、同市温泉4丁目の温泉施設「セントピアあわら」の浴場で基準値の2300倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表した。現時点で利用者の健康被害の報告はない。当面、全館の営業を休止する。
市観光振興課によると、3カ月ごとの定期水質検査を13日に行い、25日に結果が判明した。施設側が調査したところ、滅菌効果のある次亜塩素酸ナトリウムを注入する機器のうち一つが故障していることが分かり、必要な量を注入できなかったことが原因とみている。