記事掲載日:2007年11月23日
- レジオネラニュース
加湿器原因?新潟の60代男性レジオネラ症で死亡-新潟県
2007/11/23の東京読売新聞によると、新潟市内で10月上旬、60代男性がレジオネラ症による肺炎で死亡していたことが22日わかったという。市保健所は家庭用の超音波式加湿器が感染源の可能性が高いと見て加湿器を正しく使用するよう注意を呼びかけている。 男性は10月初旬、発熱や肺炎の症状を訴えて入院、数日後に死亡。市が男性宅を調べたところ加湿器の噴霧口付近のぬめりから、男性から検出された菌と同じ遺伝子パターンを持つ菌が見つかった。 厚生省(当時)は1999年に発表したレジオネラ防止対策の指針の中で、循環式浴槽などと共に加湿器による感染の危険性を指摘している。市では加湿器自体に構造上の問題がなかったかどうかについても、経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構」(NITE)に調査を依頼しているという。