記事掲載日:2002年12月7日
- レジオネラニュース
*別府の温泉、大掃除湯あか除去は企業秘密(師走点描) /大分
2002/12/07の朝日新聞朝刊によると、大分県別府市の市営温泉10ヶ所で浴槽などにたまった湯あかを取る大掃除を行なっている。各温泉で泉質が異なるため、湯あかを除去する洗剤も工夫が必要で、企業秘密になっているという。 風呂場の掃除は日々の営業後もしているが、今年は循環式浴槽でのレジオネラ菌汚染による事故が問題になり、掛け流し式の市営温泉でも消毒作業をするようになった。26日予定の鉄輪(かんなわ)むし湯など10ヶ所を2業者が受け持つ。大掃除では、ふだん手が届かない天井などの汚れを取るほか、浴槽のタイルにこびりついた湯あかをジェット水流の高圧洗浄機で落としたり、独自に調合した洗剤で溶かしたりする。 市営温泉のうち竹瓦温泉や浜田温泉、不老泉など7ヶ所は29日から来年1月3日まで無料開放される。