記事掲載日:2006年6月24日
- レジオネラニュース
レジオネラ菌:老人娯楽施設で検出–八戸市-青森県
2006年6月24日の毎日新聞地方版によると八戸市は23日、市設立の老人娯楽施設「うみねこ荘」(同市白銀町)の循環式浴槽から、基準を上回るレジオネラ菌が検出されたと発表したという。 市高齢福祉課によると、13日の検査で、100ml当たり10個未満の基準に対し、男湯から72個、女湯から120個検出されたが健康被害の連絡はないという。ジェット水流装置を備え、65歳以上向けに週3回営業しているが、毎回湯を抜いて掃除しているという。 93年4月開設で、今年4月から指定管理者の東北医療福祉事業共同組合(田中信幸理事長)が運営する。以前にも3回検出されており、市では当面の間浴槽の使用を中止する一方、レジオネラ菌が検出されやすいとされる循環設備とジェット水流装置を今後使わないことにしたという。