記事掲載日:2002年12月6日
- レジオネラニュース
*レジオネラ菌対策条例県、提出見送り循環式は危険と結びつけられる/長野
2002/12/06の東京読売新聞朝刊 によると、長野県では、田中知事が明言していたレジオネラ菌対策のための条例改正案の12月県議会への提案が見送られることになった。「関係機関から幅広く意見を聞く必要があり、時間がかかるため」(県衛生部)という。また、知事が「全国初」と力を入れていた「循環式浴槽使用の表示義務化」については、「循環式か否かが直接レジオネラ症の危険性に結びつけて考えられてしまう恐れがある」(同)として条例改正には盛り込まない方針だ。 知事は10月7日の会見で、「レジオネラ菌が国の基準を超過した場合の自主公表と浴槽の使用自粛」と「循環式浴槽使用の表示」を義務付けるなどの対策を発表、公衆浴場や旅館業関係の条例を改正する方針を示した。