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記事掲載日:2004年11月17日
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レジオネラ属菌検出の温泉2施設、営業自粛–えびの市と須木村/宮崎

2004/11/17の毎日新聞 地方版によると、宮崎県のえびの市と須木村は16日、それぞれ市営、村営施設の浴槽から国の基準を超えるレジオネラ属菌を検出したと発表したという。両施設とも既に営業自粛中で、健康被害などの報告はないという。 えびの市の施設は「えびの高原キャンプ村」。4浴槽を自主検査した結果、3浴槽から国の基準の3〜5倍のレジオネラ属菌を検出したという。 15日に自主検査の結果が判明し、小林保健所へ報告したもので、保健所の行政検査では浴槽内の残留塩素濃度が条例で定められた下限「1L中0.2mg」を下回っており、消毒不足が原因とみられる。 須木村の施設は「すきむらんど温泉『かじかの湯』」で、男性用浴槽から12倍のレジオネラ属菌を検出したという。温泉は一部循環のかけ流し式。16日に自主検査結果が分かり、同保健所へ報告。残留塩素濃度は基準を満たしており、同保健所は17日にも現場調査し、原因を究明するという。