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記事掲載日:2008年9月13日
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レジオネラ再検出、報告せず営業玉名の「潮湯」独断市直営施設も検出-熊本県

2008/09/13付の朝日新聞によると、玉名市は12日、市内の入浴施設2カ所を利用した80代の男性がレジオネラ症を発症したと発表、市内の病院に入院したが症状は安定しているという。有明保健所の簡易検査で2施設からレジオネラ菌の陽性反応が確認され、同日から営業を自粛した。玉名市岱明町の岱明コミュニティーセンター「潮湯」と同市横島町の横島総合保健福祉センター「ゆとりーむ」。 「潮湯」は市社会福祉協議会が管理運営。2月にも国の基準値の6〜8倍のレジオネラ菌が検出され、1カ月半営業を休止している。8月20日の定期検査で、男湯で基準値の5・2倍、女湯で3・6倍のレジオネラ菌が検出されたが、施設は県に報告せず、独自の判断で結果が出た29日から9月2日まで営業を休止して清掃し、3日から営業を再開したという。報告義務を定めた県条例違反の疑いもある。「ゆとりーむ」は市の直営。 男性は2施設の常連で、8日に発症、病院が9日に保健所に届け、保健所が10日に市に報告したという。