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記事掲載日:2002年12月14日
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レジオネラ菌浦安市老人福祉センターで検出、基準値の最大73倍-千葉県

2007/12/14の毎日新聞地方版によると、浦安市の「市老人福祉センター」の風呂から、05年8月と07年3月の2回、基準値の最大73倍のレジオネラ菌が検出されていたことが13日分かったという。張り紙で利用者に知らせていたが、報道機関や市議会には公表していなかった。いずれも年に3〜4回実施している水質検査で判明。05年8月には女湯から100ミリリットル中のレジオネラ菌の数を示す値(CFU)が基準値の7倍にあたる70検出され、今年3月には女湯で40、男湯で基準値の73倍にあたる730検出された。 いずれのケースも風呂の使用を2〜3週間中止し、県市川保健所に届け出、浴槽の消毒後、再検査をして使用を再開した。同センターは60歳以上の市民が無料で使用できるレクリエーション施設で、年間約11万人の利用がある。中村健・副市長は「基準値を超えたことは市民に知らせるべきで、今後は同様のケースでもマスコミ発表などをしたい」と話しているという。