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記事掲載日:2007年10月25日
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レジオネラ菌公表せず基準の430倍検出浦安市所有長野の施設-千葉県

2007/10/25の朝日新聞によると、浦安市が長野県茅野市に所有する市民向け保養施設「蓼科山荘」で昨年6月に浴室の湯から国の基準の430倍のレジオネラ菌が検出されながら公表していなかったことがわかったという。異常を訴えた人はいないというが、検査結果判明後にも3人が入浴しており、市側の対応の甘さが問われそうだ。5月25日に下請けの業者が共同浴室の水質定期検査をしたところ女湯で国基準の430倍、男湯で330倍のレジオネラ菌がそれぞれ検出。結果は6月8日に判明したが、浴室は11日まで利用されていたという。原因はまだ分かっていない。 市に報告があったのは16日。これを受け、検査日以降11日までの利用者計41人に健康状態を問い合わせたが異常を訴える人はいなかったとのこと。浴室は殺菌消毒して30日から使用を再開。停止期間中、宿泊客にはレジオネラ菌検出については触れず、「点検工事中」と説明して近くの公衆浴場の無料券を渡していたという。