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記事掲載日:2006年5月16日
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基準値170倍のレジオネラ属菌検出山中湖村温泉施設「紅富士の湯」-山梨県

2006/05/16の東京読売新聞によると、山中湖村は15日、同村山中の温泉施設「紅富士の湯」の浴槽の水から、最高で国の基準値(100ミリリットル当たり10CFU未満)の170倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表した。施設は13日から休館している。現在までレジオネラ属菌症患者は出ていないというが、運営する第3セクターの山中湖観光振興公社は基準値を超える菌の検出を公表していなかった。 消毒用の塩素の濃度を測るために各浴槽に設置されている「塩素濃度センサー」が故障し、多くの浴槽で塩素濃度が基準より低かったといい、村で原因を調べている。 公社は検査結果判明後、塩素濃度センサーや濾過(ろか)剤を取り換えたほか、浴槽や配水管を清掃した。16日には水を入れ替え、17日に採水して検査機関に送付、5月末に結果がでるというが、営業再開は6月上旬になる見込みという。