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記事掲載日:2000年8月26日
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レジオネラ肺炎集団発生患者の9割と示談-石岡市、議会特別委で報告/茨城

2000.08.26毎日新聞 地方版/茨城によると、石岡市の総合福祉センター「ふれあいの里石岡ひまわりの館」の入浴施設利用者からレジオネラ肺炎の患者が集団発生している問題で、同市議会の調査特別委員会(久保田健一郎委員長)が25日開かれた。その中で、浴槽水の推移が、浴槽の縁から6センチも低いところに設定されていたことがあきらかになった。同感の小沼通良館長によると、浴槽の縁に取り付けられたヒノキに冠水しないよう施工業者側が設定したという。既に、汚れを除去するため水をあふれされるオーバーフロー装置のスイッチが切られていたことが明らかになっているが、仮に装置が作動していても、正常なオーバーフローが行われなかったことになる。また市は、324人の患者のうち、18日までに87.65%にあたる284人と示談が成立。治療費や慰謝料など総額961万8356円を支払ったことを明らかにした。同委員会は来月行われる定例議会最終日で、中間報告を報告する。