記事掲載日:2025年3月27日
- レジオネラニュース
レジオネラ菌検出公表せず/長与町「丸田荘」の入浴施設-長崎県
2025/03/27付の長崎新聞によると、西彼長与町が管理する町老人福祉センター「丸田荘」の入浴施設で2月、基準値を超えるレジオネラ菌が検出されていたことが26日、分かった。結果を受け約2週間、臨時休館したが、町は理由を「設備点検のため」とホームページなどに記載し、菌の検出を公表していなかった。
町住民福祉部によると、2月14日に丸田荘の三つの浴槽を検査。3カ所のうち男湯の1カ所から基準値を超える100ミリリットル当たり50個のレジオネラ菌が検出された。
検査結果が判明した翌日の26日から休館し、県西彼保健所が立ち入り調査した。3月4日に再検査をした結果、11日に陰性を確認。12日に営業再開した。
同保健所によると、検査結果の公表は営業者の判断に委ねられていて義務はない。