レジオネラ症は、1976年夏に米国フィラデルフィアのホテルで起きた集団発生によって初めて発見された細菌性疾患で、肺炎の症状を示すレジオネラ肺炎と、インフルエンザに似た症状のポンティアック熱の2つの病型があります。アクアスはレジオネラ対策のパイオニアとして40年以上の実績があります。
レジオネラ対策
レジオネラ属菌はアメーバに寄生して増殖することが知られています。冷却塔水や浴槽水でもアメーバが存在するとレジオネラ属菌が増殖しやすい環境となります。水処理や清掃が不十分な場合、水管内などにバイオフィルムが生成され、バイオフィルムの中はアメーバが生息しやすい条件となります。一般的にはレジオネラ属菌の殺菌には塩素剤が有効ですが、アメーバ内で増殖したレジオネラ属菌は塩素に対して耐性を持つことが報告されています。
アメーバに寄生したレジオネラ属菌が増殖、放出される瞬間