2015.12.11
- その他
琉球大学保健学科看護演習室シャワーユニットにおけるレジオネラ属菌調査と対策
- 著者
- 大湾知子1)2)鈴木真理江1)、高良武博1)、佐久川廣美2)3)、津波浩子2)3)、久田友治2)4)、佐久川廣2)5)、仲宗根力6)、山本夏男6)、小出道夫6)、比嘉太2)6)、新里敬2)6)、健山正男2)6)、斎藤厚2)6)
1)琉球大学医学部基礎看護学、2)琉球大学医学部付属病院感染対策室、3)琉球大学医学部付属病院看護部、4)琉球大学医学部付属病院手術部、5)琉球大学医学部付属病院輸血部、6)琉球大学医学部付属病院第1内科 - 出典
- 環境感染Vol.19 No.1、2004
感染予防対策の視点からシャワーユニットにおけるレジオネラ属菌汚染に関する実態を把握するため調査を行った。その結果、シャワーユニット11基中9基(検出率81%)から、シャワーホースからは11基中3期からLegionella pneumophilaが検出された。交換1ヶ月後同じ基のシャワー水から再検出された。しかし、給水源である高置水槽の水からは検出されなかった。また、長時間常温の水を流したり、短時間高温の湯を流すことで一時的に検出されなくなることがことがあったが、期間を奥と再検出された。以上のことから基を交換する以外にも新たな対策が必要であると考える。