記事掲載日:2007年10月17日
- レジオネラニュース
基準値570倍の菌検出県への報告遅れる東かがわの三セク温泉-香川県
2007/10/17の朝日新聞によると、東かがわ市馬篠にある第三セクターの温泉複合施設「ベッセルおおち」で、県の基準値の570倍にあたるレジオネラ菌が浴槽水から検出されていたのが16日分かったという。施設は水質検査結果が出た1日から3日間営業を休止したが、12日まで県に報告していなかった。県東讃保健福祉事務所は施設に対し15日、再発防止と県への迅速な報告を求める行政指導をした。 施設は水質検査のため9月13日に浴槽水を採取。今月1日に検査機関からの連絡で基準値を上回るレジオネラ菌検出が分かり、営業を3日間中止。その間に水の循環経路の薬剤洗浄などをし、4日に営業を再開したが、12日になるまで県に報告しなかった。社長を兼務する上村求副市長は「報告義務の認識が足りなかったと反省している。再発防止に努める」としているという。