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2015.12.11
  • その他

レジオネラ属菌検査精度向上への取り組み〜外部精度管理

著者
井上浩章、高間朋子、馬場ますみ、石間智生、縣邦雄
アクアス(株)つくば総合研究所
出典
平成23年度 第38回日本防菌防薇学会年次大会講演要旨

目的
レジオネラ属菌検査は工程が多く誤差を生じやすい。しかし、その結果が与える影響は大きく、高い検査精度が求められる。日常より精度向上に取組んでいるが、総合的には外部精度管理プログラムに参加することが望ましい。我々が参加するイギリスのHealthProtection Agency(HPA)の概要を報告し、精度向上の参考となることを期待する。

方法
HPAから航空便で送付される試料(年4回3検体づつ)にてレジオネラ属菌の培養検査を行い、検出菌数・菌種を報告、その結果が点数にて評価され、フィードバックされる。

考察
結果の評価が点数化してあるため検査者の励みとなる。検査機関は常に精度向上に努めることが望ましく、このような外部精度管理は検査精度向上に有効な手段と考える。