記事掲載日:2005年10月20日
- レジオネラニュース
レジオネラ属菌:「りんごの湯」から検出/長野市
2005/10/20の毎日新聞地方版によると長野市は19日、同市豊野の日帰り公共温泉施設「豊野温泉りんごの湯」(宮尾孝雄施設長)から、国の基準値相当のレジオネラ属菌が検出されたと発表したという。同日午前9時から営業を休止し、浴槽を中心に配管などの消毒を開始したという。 入浴客1人が体調不良を訴え、病院で検査を受けたところ体内からレジオネラ属菌を検出。病院からの通報を受けた同市保健所が14日に同施設を検査したところ、東露天風呂から菌を検出したという。菌が増殖した原因は分かっておらず、この客の体調不良が施設のお湯が原因なのかも、今のところ不明。客は入院し、発熱などはあるが快方に向かっているという。 同施設の宮尾施設長は、「これまで塩素系薬品を使った配管類の消毒をしていなかったが、今後は再発防止のため、衛生状態に細心の注意を払いたい」と話しているという。