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記事掲載日:2003年5月16日
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レジオネラ事件で低迷、温泉経営会社「スパーレ21」倒産負債35億円/宮崎

2003/05/16の毎日新聞地方版によると、宮崎県宮崎市内で温泉施設「スパーレ21」などを経営する「ウガワ綜業」(宮崎市小松、烏川浩社長)と関連の大夢企画社(其川功社長、同)が14日、民事再生法の適用を宮崎地裁に申請、受理された。日向市の日向サンパーク温泉「お舟出の湯」でのレジオネラ症集団感染事件や、同業施設間の競争激化による業績低迷が原因という。負債総額は35億3500万円。県内では昨年以来の最高額という。 年間45万〜50万人の利用者を見込んでいたが、オープン後に同種の施設が次々に開店して客足が当初の4割にまで減少。昨夏のレジオネラ事件後、さらに落ち込み、採算がとれなくなった。 スパーレ21の入浴部門は当面、営業は続けるとしている。28日に宮崎市民文化ホールで債権者集会がある。