著者

HIROAKI INOUE, MASAKI OKAMOTO, MIYUKI KATADA, TATSUYUKI KANEKO, MASATO SENSUI, HIROAKI NAKATA, HIRONORI HATTORI

出典

Journal of Microorganism Control, Vol. 30, No. 3, 99-102 (2025)
DOI：https://doi.org/10.4265/jmc.30.3_99

冷却塔水からレジオラートと平板培養法を用いてLegionella pneumophila検出したときの結果を比較した。レジオラートは冷却塔水試料1 mLおよび10 mLを用いて検査した。レジオラート1 mL試験と平板培養法の一致率は86.7%，レジオラート10 mL試験と平板培養法の一致率は85.0%であった。レジオラートは冷却塔水中のL. pneumophilaの生菌を容易に検出でき，従来の平板培養法と同等の結果を得られるため，冷却塔の衛生管理に有効と考えられる。