記事掲載日:2023年10月5日
- レジオネラニュース
レジオネラ菌検出届け出ず宇部の温浴施設、営業続ける-山口県
2023/10/05付の西部読売新聞によると、宇部市は4日、昨年12月~今年2月に市楠こもれびの郷(宇部市西万倉)の温浴施設「くすくすの湯」の浴槽から基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたにもかかわらず、施設の指定管理者が市に届け出ず、営業を続けていたと発表した。
市や指定管理者「楠むらづくり株式会社」によると、昨年12月の水質検査で4か所の浴槽から基準値を上回るレジオネラ属菌を検出。1月以降の検査でも菌が確認され、4度目の検査で基準値を下回るまでに約2万1000人が利用した。9月に県宇部環境保健所が立ち入り検査を行った際に発覚した。15年に検出された際も市に報告していなかったという。