営業の先輩紹介 | 総合水処理メーカーアクアス株式会社の採用情報

第三営業本部　温浴営業部

INTERVIEW
働きやすい職場、成長できる現場
女性営業のトップランナーが、
水処理業界に挑む

今後もなくならない
生活に不可欠な水に関わる仕事に

水処理に興味を持ったきっかけは、学生時代のアルバイトでフィットネスジムのインストラクターをしていたことです。お客様に安心してご利用いただけるよう、プールの水質管理を担当していました。この経験から、今後も無くなることのない、人の生活に必要不可欠な「水」に関連する仕事への就職を考え、水処理業界が候補に挙がりました。就職活動の中で水処理業界やアクアスについて知り、選考で良い雰囲気を感じたこと、社員の皆さんが明るく誠実さを感じられたことが入社の決め手になりました。年齢や役職、部署に関わらず話しやすい方が多いことは入社前から変わらないアクアスの印象で、働きやすい環境だと感じています。

現在は入社後に配属された温浴営業部で、日帰り入浴施設やホテル、旅館、フィットネスクラブ、老人福祉施設など、お風呂やプールがある施設の営業を担当しています。定期的な水質検査や確認を行いながら、浴槽の塩素濃度管理や配管のスケール（汚れ）をチェックし、また水質基準値を外れてしまったなどお客様の困りごとを聞き取り、それらを解決・改善するための薬品や装置の提案をしています。特に温泉は水質管理が難しいため、コストを抑えることも意識しながら簡便な提案をするよう心掛けています。お客様と打ち合わせを重ねて最善策を提案できるよう、日々勉強を重ねているところです。
　仕事をする中で、周りの先輩方からは「想像力」の必要性を教えてもらいました。お客様に限らず関わる人が、何に困っていて、何を求めているのか。最近は想像力を働かせて、先回りして行動を起こしていけば、人間関係もより円滑になって仕事がしやすくなると感じています。もちろん、先輩方のサポートがあってこそですが、先を見通す力を付けてさらに成長し、アクアスの一員としてどんどん活躍していきたいと思います。

「あなたが提案してくれたから」
お客様に選んでいただくための努力

今の仕事の一番のやりがいは、自分の提案によってお客様に喜んでいただけることです。入社２年目のときには、配管交換やスケール洗浄で多大なコストがかかっていたお客様からご相談をいただいて、薬剤の種類や注入量を検討して改善のご提案をしました。その提案を採用してもらった結果、新たな薬品によって注入量を減らし、コストを抑えて問題を解決することができました。実はこのような事例は多くあり、日々お風呂やプールの水質管理のご相談にお答えしています。そのほか、お客様に向けて日常管理に必要な項目やコスト試算を提示したり、またレジオネラ勉強会などを開催することで、水質管理の理解を深めていただくことも温浴営業部の仕事です。私たちの仕事によって管理方法や施設自体に自信を持っていただき、お客様から感謝の言葉を頂けるのは大きなやりがいです。

入社して以降、初めて受注した温浴施設でのお客様の言葉は今でも忘れられません。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、温浴施設は大変な打撃を受けました。ウイルス対策商品のニーズが高まり、ある温浴施設にも提案を行うことになりました。水処理分野とは異なる知識も必要でしたが、情報整理とスピード感を意識して対応し、装置4台をご購入いただきました。お客様にとってはすぐに導入しないと経営に直結するという大きな問題でしたが、最終的に「このような装置の営業はたくさん受けているけど、あなたが提案してくれたから購入を決めました」と言っていただきました。お客様との信頼関係ができたのだと感じ、その後も嬉しい言葉はたくさん頂きますが、やはり初受注のお客様のお言葉は今でも心に残っています。

若手営業の悩みと先輩として考える未来

大学では教育学部保健体育の専攻だったので、入社してから温泉や浴槽、プールなどの水質に関する基礎知識や専門知識を新しく学ぶ必要がありました。アクアスには、仕事に対して真面目で経験豊富な先輩方がたくさんいるので、さまざまな角度からのアドバイスや解決案をもらうことができます。また、仕事における自主性をとても大事にしてもらえるので、やりたいことを伝えるとアドバイスとともに背中を押してもらえます。若手の意見もないがしろにせず大切にしてもらえるので、ますます頑張ろうと思えるのです。一方で、東京勤務の温浴営業部には年の近い先輩がいないことが寂しく感じた時もありました。しかしメンター制度に参加したことで、年齢の近い他部署の先輩にいろいろな相談をすることができました。お互いの仕事の状況を話し、営業活動の進め方や考え方、私と同じ頃の悩みや解決策など、上司にはなかなか聞けないお話を伺えたことは、精神的な支えとなりました。

現在、実は女性営業としては社内で一番の先輩という立場となっています。水処理業界でもアクアスでも、まだまだ女性営業や担当者は少ないのが現状です。初めのうちは環境に慣れず、悩んでしまうことも少なくないかもしれません。実際に私もそうでした。もし後輩となる皆さんが悩んだとき、壁にぶつかったときに「この先輩に聞いてみよう」と、相談先として頼ってもらえたら嬉しいです。今はまだ、女性営業職の働き方の手本となれるよう経験を重ねている途中ですが、今後増えていく女性の後輩に信頼され、頼りたいと感じてもらえる先輩を目指したいと考えています。そして、後輩となる皆さんが働きやすい環境をつくるため、実績を積み、先駆者として道をつくっていきたいと思っています。アクアスにはさまざまなことに挑戦できる環境がありますから、性別にこだわることなくぜひ臆せずにチャレンジしてみてください。