当院において2013年に診断したレジオネラ肺炎10例の臨床像の検討

目的
2013年は全国的にレジオネラ症の報告数が多かった。特に宮城県は近年と比べ増加し、当院においても過去10年間40例の内、10例が2013年の症例である。その臨床像を検討した。

方法
2013年に当院で診断したレジオネラ肺炎10例について診療録を用いて後方視的に解析した。

結果症例
–全例男性、平均年齢73.7歳。時期–4月1例、6月2例、7月3例、8月2例、11月2例。集団発生事例は認めず。診断–尿中抗原陽性8例、尿中抗原陰性/喀痰LAMP法陽性2例。菌株–培養陽性7例の内、SG1が6例、SG6が1例。短期間での症例発生のため、同一感染源の可能性を考慮しDNA解析を行ったが泳動パターンの類似性は認めなかった。

考察
2013年の診断例の増加は、LAMP法の保険承認など迅速検査法の普及に伴うものではなく、また同一菌株の流行も確認されなかった。その他の背景に関してさらに検討していく。


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