新潟市民病院におけるレジオネラ肺炎症例の検討

目的
当院における入院レジオネラ肺炎症例の臨床経過について検討する。

方法当院で入院加療されたレジオネラ肺炎症例について後ろ向きに臨床経過を検討した。

成績16例が全て尿中抗原陽性でレジオネラ肺炎と診断された。主な症例は次の通り。全例が入院、死亡例1例。入院時の臨床症状として発熱15例、意識障害6例、咳5例、喀痰3例、胸痛2例が認められた。検査値は白血球数11、100±3、500/㎣、CRP値20.9 ±11.5mg/dLほか。A-DROPは軽症4例、中等症6例、重症3例、超重症3例。初期治療に使用した静注抗菌薬はキノロン系14例、マクロライド系2例、併用1例であった。

考察
レジオネラ肺炎は重症例が多いとされるが、今回は中等症以下で、早期治療可能な症例が半数を占めていた。今後、新規抗菌薬の販売もあり、治療選択の幅も増えると考えられる。


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