前培養を組み合わせたRT-PCR(LC RT-PCR)を用いたレジオネラ迅速検査法の阻害作用の検討

目的
前培養を組み合せたRT-PCR(LC RT-PCR)を用いたレジオネラ迅速検査において、培養法で陽性、LC RT-PCR法で陰性であった2試料をもとに、阻害物質の究明を行ったので報告する。

阻害物質の究明
1.試料は、上記温泉水2試料(A:塩化物泉水、B:炭酸水素塩泉)及び、培養法陽性、LCRT- PCR法陽性の温泉水3試料(C、D、E)とした。
2.浴槽水の水質分析は、一般細菌、従属栄養細菌、KMnO4消費量、TOC、色度、濁度、金属類、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、pH、遊離残留塩素、結合残留塩素、フミン質、ATPについて行った。
3.AB試料共に、KMnO4消費量、TOC、フミン質、一般細菌、従属栄養細菌、ATP、色度、濁度がC、D、E試料に比べ高い値を示した。KMnO4消費量、TOC、ATPは従属栄養細菌、フミン質により高い値を示したと考えられた。色度はフミン質により高くなったと考えられた。以上のことからLC RT-PCR法を阻害した物質は従属栄養細菌、フミン質、濁質が考えられた。

阻害反応の確認
1.調整試料水として①ろ過した温泉水(フミン質18mg/l、色度90度、残留塩素


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