公衆浴場等シャワー水のレジオネラ属菌対策とその成果

目的
文京区では平成21年に公衆浴場のシャワー水を感染源としたレジオネラ肺炎患者が発生、また実態調査でも複数の公衆浴場のシャワー水からレジオネラ属菌が検出されたことからシャワー水のレジオネラ属菌対策に力を入れている。その結果、公衆浴場のシャワー水からレジオネラ属菌が不検出となったのでその成果について報告する。

方法
1.「公衆浴場等においけるレジオネラ症発生防止に関する対策指針」をつくり、菌検出時の対応を明記した。
2.「レジオネラ症発生防止対策事業」を予算化、年間計画に基づき施設の日常の衛生管理の充実を図る為の事業を展開した。

結果と考察
平成21年度の検査では対象13施設の公衆浴場のうち7施設のシャワー水からレジオネラ属菌が検出された。対策後の平成23年度には対象全施設のシャワー水で不検出となった。その後も、平成24年度には区条例制定に伴い、シャワー水の水質基準として「レジオネラ属菌は検出されないこと」を規定した他、自動塩素注入装置設置への助成など、施設の対策向上を支援している。


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