茶カテキンのレジオネラに対する殺菌・増殖抑制効果の検証

目的
緑茶の抗菌活性の主体である茶カテキン類のレジオネラ症感染制御への利用可能性を検証するためL.pneumophila(Lp)の増殖に対するカテキン類の影響を調べた。

方法
カテキン類と茶葉浸出液について、濃度及び曝露時間による殺菌性を調べた。MH-S細胞を用い、マクロファージ内増殖性に対するカテキン類の影響について、またLpの宿主であるアカントアメーバーに対するカテキン類・茶葉浸出液の作用について調べた。

結果
使用した全てのカテキン類はLpに対して濃度依存的に殺菌作用を示した。茶葉浸出液については5×106個の菌に対して0.1w/v%の培地中への添加後24時間で残存生菌が検出されなくなった。マクロファージ感染モデル実験では最大100μg/mLのEGC及びEGCg処理において菌の細胞内増殖への影響は認められなかった。Lp感染アカントアメーバーに対するカテキン及び茶葉浸出液による処理によっては添加24時間までに系全体の生菌数は濃度依存的に低下した。


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