尿中抗原検査が有用であったレジオネラ肺炎の4症例

尿中抗原検査により早期診断及び治療が可能であったレジオネラ肺炎4症例を経験した。4症例とも尿中抗原陽性で、喀痰培養からLegionella pneumophilla SG1が検出された。2例で軽度の意識障害、尿所見、肝機能、腎機能、電解質の異常が高率に認められた。治療ではニューキノロン薬が全例で使用され、2例ではRFPを併用して行われた。肺炎の重症度は、重症1例、中等症1例、軽症2例であったが、いずれも臨床症状が改善した。レジオネラ肺炎は重症化しやすく、治療が遅れると予後不良とされている。今回の症例では早期診断により速やかに適切な治療が開始され、尿中抗原検査の有用性が示された。


レジオネラ文献, 発症例カテゴリーの記事