院内発症Legionella .pneumophila肺炎についてのDiversiLabを用いた疫学的検討

目的
入院3ヶ月経過の患者がL..pneumophilaによる肺炎を発症。院内環境からの感染が示唆されることから環境調査を行った。

方法
当該病棟シャワー室、空調、患者周囲の環境表面、及び貯水槽やクーリングタワーから検体を採取し、検出されたL..pneumophilaについては、DiversiLabにて遺伝子のタイピングを行い、遺伝子の相同性について検討した。

結果
シャワーヘッドとクーリングタワーの一部の検体からL.pneumophilaが検出され、患者由来株とクーリングタワーの株で高い遺伝子相同性がみられた。考察:患者からの菌株と、患者入院病棟に隣接する研究棟のクーリングタワーから検出された菌株間で高い相同性が証明された。しかし、伝播経路は必ずしも明確ではなく、より頻繁なクーリングタワーの調査が必要と考えられる。


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