地域病院におけるレジオネラ肺炎の対応について

レジオネラ症の年別累積報告数は近年増加傾向にあるが、高知での発症報告は少なかった。しかし、2008年既に7例の報告があり、当院症例をもとに地域病院におけるレジオネラ症の対応について検討した。2008年1月から11月までの当院入院2例は肺炎型レジオネラ症であり、尿中レジオネラ抗原にて診断された。その後抗生剤治療で軽快した。近年の発生報告数の増加は、1.尿で抗原の測定が可能となり、診断可能な症例が増えた。2.レジオネラ肺炎に対する認識が高まった。3.24時間循環浴槽の普及による集団発生の増加などが考えられる。今後、発生判明後の感染源の究明に向けた対応を行うと共に、患者、家族の精神的不安除去も医療機関として重要と考える。


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