琉球大学付属病院産婦人科病棟改装後の水系からのレジオネラ検出

目的
産婦人科病棟のシャワー水やシンクタップ水からはLesionella anisaが散発的に分離されていた。2003年7月から8ヶ月間新生児室の改装工事を、又2005年3月にボイラーシステムの交換を行ったので、その影響を評価するためレジオネラの調査を行った。

方法
2005年3月と5月に産婦人科13検体、それ以外の病棟11検体の水を採取し、検体200mlを遠心法で濃縮、等量低酸処理し、培養同定した。

結果と考察
改装した新生児室からの8検体中、3検体からLegionella pneumophila serogroup1(内、1ヵ所からはL.anisaも検出)を分離した。産婦人科の改装していない場所の5検体中、4検体からL. pneumophila serogroup1を分離した。又、レジオネラの検出されたシャワー、シンクタップは55℃の熱湯処理を持続し、3ヵ月後の調査では不検出になった。L.anisaL. pneumophilaの指標菌になるとのMee-Marquestらの提唱にも合致した。


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