Legionella pneumophila およびAmoebaに対する銀殺菌効果の検討

目的
銀は残留性がありpHの影響を受けにくいことから、温泉における殺菌剤として有効と考えられるが、まだまだ検討が充分ではない。そこで、Legionella pneumophila及び、Amoebaに対する銀殺菌効果の検討と、循環式温泉施設への導入を行った。

方法
1.温泉水にL.pneumophilaを添加後Ag+濃度を調整し、一定時間毎に上澄みをBCYEαで培養
2. Acanthamoeba castellaniiATCC30234L.pneumophilaを貪食させ、シスト化し銀を作用後、Amoebaを破壊した上澄みをBCYEαで培養
3.温泉水を滅菌ろ過後、ろ過膜表層を拭いとって滅菌水に懸濁し、0.2M KCl・HCl bufferを加えBCYEαで培養

結果
1. 24時間で完全に殺菌された。
2. Amoebaの生存にはほとんど影響がなかった
3.実際に温泉施設に銀装置を設置した結果、当初は検出、その後の実験では検出されなかった。L.pneumophilaが検出されるかどうかは温泉水中の銀濃度に依存する形となった。


レジオネラ文献, 防除方法カテゴリーの記事