LAMP法を用いた浴槽水のレジオネラ迅速検査しついて

目的
レジオネラの感染拡大を防ぐためには、迅速な検出方法を確立しなければならない。そこで、PCR法以外の遺伝子増幅法であるLAMP法により、浴槽水のレジオネラ属菌の迅速検査を行い、培養法との比較検討を行った。

方法
浴槽水を採取し、冷却遠心濃縮法により100倍濃縮をおこなった。検出試薬キットを用い、リアルタイム濁度測定装置により本菌遺伝子の検出をおこなった。培養法では濃縮液の一部を50℃20分加熱後、WYOα培地で1週間培養後、同定を行った。

結果
LAMP法・培養法ともに陽性が14.5%、陰性が60.5%であった。LAMP法陽性・培養法陰性は18.4%で、これは死菌やVNCであると考えられる。LAMP法は簡易かつ迅速にレジオネラ属菌の汚染状況を把握できる、有効な方法であると考えられる。


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