環境水中からのLAMP法を用いたLegionella属菌迅速検出に関する検討

目的
LAMP法を原理とするLoopamp(栄研化学)を用いLegionella属菌の検出について各種検討を行った。

方法
検出限界の確認として滅菌精製水にL.pneumophilatype strainを約106〜101CFU/100mLとなるように添加し、冷却遠心濃縮法に準じ処理後、LAMP法による検出を行った。また、Legionella以外の5菌種を用いて同様に処理を行い特異性を確認した。

結果と考察
L.pneumophilaを添加した場合、100CFU/100mLの菌量を含むサンプルで陽性となったが、10CFU/100mLでは陰性となった。また、Legionella以外の5菌種は陰性となり交差反応を認めなかった。以上の結果より、LAMP法は非特異的反応が少ない検出法であるといえる。検体処理を含めても数時間で結果が得られることから迅速かつ確実な感染防止対策に有用であると考えられた。


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