Legionella pneumophilaへの塩素消毒効果に対するamoeba貪食および血清群の影響

目的
環境から分離された同一遺伝子型であるが血清群の異なるL.pneumophila株を用い、amoeba内のこれらの菌株に対する塩素殺菌効果について検討した。

方法
Acanthamoeba castellanii ATCC 30234に同じ遺伝子型のL.pneumophila SG1とSG5を貪食させた。滅菌水道水中のAmoebaに、各濃度の塩素を添加し、10分後に反応を止めた。超音波でamoebaを破壊し、35℃で5日間培養後、菌層をカウントした。

結果と考察
栄養体amoeba内のL.pneumophilaでは、両血清群とも50mg/Lまで生存していた。シスト体amoeba内では同じく70mg/Lまで生存していたが、SG5に有意な塩素耐性傾向が示された。このため、L.pneumophilaamoeba内でSG1から他の血清群にシフトして塩素に耐性になる可能性が考えられる。※非会員共同研究者:高柳進之輔


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