病院給湯設備のレジオネラ汚染とその除菌

目的
2003年7月に病棟の特別浴槽シャワーヘッドよりLegionella pneumophilaが検出され、設備全体の汚染があると判断したため、1年間にわたり汚染調査と除菌作業を繰り返し、除菌できたので報告する。

方法
シャワーヘッド拭き取り試料と給水・給湯試料の培養検査を行った。迅速な除菌対策のためにPCR法も併用した。

結果と考察
この調査・対策期間中に合計52箇所でのび119回の培養検査をおこない、15箇所のべ18検体から汚染が検出された。これらの分離株は3つの遺伝子型にしか分類で稀図、汚染が給湯水の循環により施設全体に広がっていたことが示唆された。除菌対策として、(1)給湯水を75℃で24時間循環させながら末端給湯栓類で放水を行う(2)貯湯槽の清掃(3)給湯水温を66℃に上げて維持管理することを実施した。その結果、汚染は検出限界以下に除菌された。


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