自動車走行時エアロゾル発生の可能性のある降雨後自動車道路上水溜り からのレジオネラ属菌の分離

自然環境水から人工環境水にL.pneumophilaが何らかのルートで混入してくるが、過去の多くの報告を見る限り、自然水からレジオネラ属菌が分離培養される率は、人工環境水に比べると著しく低い。その一方で、自然水中にレジオネラ属菌が存在するのは、人工環境水から分離される菌数と相当する数が直接蛍光抗体法で認められていることからも明らかである。このことは自然水環境ではL.pneumophilaがストレス下で培養不能の状態にある自然水から、人工環境水に混入した時の何らかの刺激で培養能が復帰したのではないかと推測される。そこで、東京地方を代表する多摩川および鶴見川を対象に、それらの河川中におけるL.pneumophilaの生態の一端をWYOα培地による分離培養、LAMP法による遺伝子増幅、短時間two color fluorescent in situ hybridization(FISH)による単独およびアメーバ内に存在するL.pneumophila細胞の検出、アメーバ貪食法などによる培養能復帰実験などを行い解析した。


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