循環式浴槽における生物膜内レジオネラ属菌に対する塩素剤二段階注入法の消毒効果

横浜市内の循環式浴槽4施設を対象に生物膜内レジオネラ属菌を消毒する実証実験を行った。試料採取は、塩素添加前と塩素添加後のろ過装置2時間および4時間運転後の3点とした。塩素添加前の浴槽水からは4施設ともレジオネラ属菌は検出されなかったが、ろ材やヘアキャッチャーから検出された。塩素添加後のろ過装置4時間運転後にはすべて検出されなくなった。これらの結果から、レジオネラ属菌は浴槽水に検出されなくてもろ材やヘアキャッチャー、配管壁面のなどの生物膜に生息している可能性があることが判明した。また、その場合でも塩素剤2段階注入法で消毒を行えば、生物膜内レジオネラ属菌の消毒が可能であると考えられた。


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