給湯水におけるレジオネラ汚染とその対策

瞬間式20試料、貯湯式20試料、循環式40試料の給湯水についてレジオネラ菌の検出を試みた結果、瞬間式を除き、貯湯式2試料、循環式5試料の給湯水からLegionella pneumophilaが検出され、給湯水がレジオネラ症の感染源となる可能性が示唆された。レジオネラが検出された給湯水の湯温は41〜55℃と比較的低かった。経時的な調査結果から、一旦給湯系に定着したレジオネラは長期間にわたり生残、増殖しており、102〜103CFU/500mlの菌数で消長していることが明らかになった。こうしたレジオネラを除去するには、貯湯槽の清掃のみならず、加熱処理の併用が効果的であった。レジオネラ汚染の予防対策としては、末端での給湯温度を55℃以上に保持することが望ましいと考えられる。


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