Legionella属菌に対する塩素の殺菌効果

既報の温泉浴槽17ヶ所の他に、39ヶ所の浴槽水からレジオネラ属菌が検出され、そのうち5ヶ所の菌数が104CFUと105CFU/100ml台に達していることがその後の調査で判明した。このことから、浴槽水中のレジオネラ除菌対策を立てるための基礎実験として、レジオネラ属菌を殺菌するのに有効な塩素濃度と接触時間を知る目的で、レジオネラ属22菌種の基準株、本邦患者由来の4菌種35株、及び温泉浴槽水由来の4菌種45株の計102株に対する殺菌試験を行った。その結果、各菌株を105CFU/100mlになるよう遊離塩素濃度0.4mg/lに相当する次亜塩素酸ナトリウム液に懸濁すると15分以内に生菌が検出されなくなることが判明した。


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