空調用冷却塔水におけるレジオネラ属菌の生息状況

1987年から3年間、都内174箇所の空調用冷却塔について、レジオネラ属菌の生息状況を調査した結果、50.8%の冷却塔水からLegionella pneumophilaを優占種とした本菌が検出され、101〜105個/mlのオーダーで生息していることがわかった。このL.pneumophilaとともに5箇所の冷却塔からL.dumoffii、L.anisa、L.birminghamensisが低率ながら分離され、後二者は我国では初めての検出例であった。特に本菌を多く検出した冷却塔には、OscillatoriaNitzschia等の藻類や細菌ではPseudomonas vesicularisが多く増殖している共通した傾向が認められた。


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