腐葉土から分離されるレジオネラ

目的
オーストラリアでは1988年から1989年にかけて、ガーデニングをする人達の間でLegionella longbeachaeによる肺炎が多発し、その感染源は腐葉土であることが疫学調査で明らかになった。植木職人からL.longbeahae serogroup1が分離された。私たちは日本産腐葉土からの感染と考え腐葉土からの本菌の分離を試みた。
その結果、日本産腐葉土の45%から、アメーバ増菌法では91%からレジオネラを分離した。Legionella bozemaniiの分離頻度が最も高く、オーストラリア産腐葉土ではLegionella longbeachaeが圧倒的に多く分離されているのと比較するとやや分離菌種の頻度が異なっており、腐葉土を造る材料の違いによると思われた。今後、安全な腐葉土を生産するための条件検討を指導が必要と思われた。


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