琉球大学病院におけるシャワー水のレジオネラ汚染の追跡調査(学会発表)

米国ではレジオネラ肺炎の25%が院内感染例である。琉球大学第一内科で診断したレジオネラ肺炎93例の検討においても約1/4の症例は院内感染である。そこで琉球大学第一内科では病院環境由来のレジオネラによる汚染状況の調査が重要であると考え、1996年より定期的に琉球大学病院内のシャワー水の汚染調査を行ってきた。これまでの調査に本年の追跡調査を加え、その結果について考察し、報告した。当院の給湯設備においては、末端のシャワーユニットのみの汚染が考えられ、これに対して行ったユニット交換により菌は検出されなくなった。一方、同一検査箇所における経時的な菌数の変動も認められ、汚染状況のより正確な把握を行うには、CDCでも定められているように複数回の調査が必要と考える。


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