温泉水の誤嚥により発症したと考えられるレジオネラ肺炎の1症例

60歳の男性が、旅行先で飲酒後、温泉入浴中に転倒し、浴槽水を誤嚥した。3日後に急な発熱、下痢が出現し、胸部X線にて肺炎と診断されたが、一般分離培地から有意な菌が検出されず、β-ラクタム系抗生剤不応性であったことから、レジオネラ肺炎を疑い、血清抗体価の上昇により診断し得た。その後、感染源を温泉水と疑い調査した結果、浴場浴槽内湯水、採湯口部湯水からLegionella pneumophila SG4が検出され、上昇した血清抗体の菌型と一致した。


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