Legionella pneumophila serogroup7によるPontiac feverの集団発生例I.臨床所見

都内の某企業の教育センターで、Legionella pneumophila SG7によるポンティアック熱の集団発生を経験した。罹患した45名のうち、当院で診察した35名の年齢は18歳から62歳で、男性4名、女性31名であった。検査所見では白血球の増多と血清CRP値の上昇を認めた。erythromycinと非ステロイド系消炎剤の経口投与で、2〜5日で解熱したが、35名中2名は入院を必要とした。センターの屋上冷却塔水からL.pneumophila SG7が検出され、1例において、冷却塔由来株に対する血清抗体価の上昇を認めたため、本菌による感染症と確定診断した。Legionella属菌の感染症が、市中感染症の1つであることに留意すべきであると考えられた。


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