温泉浴槽内溺水後の肺炎患者から検出されたLegionella pneumophila SG3について

温泉浴槽内で溺水後にARDSを伴って重症肺炎を発症した71歳女性の気管吸引物からLegionella pneumophila SG3を検出し起炎菌と判定した。患者ペア血清の抗体価はL.pneumophila SG3のパイロット株と患者由来株Y-1の双方に対して上昇し、seroconversionと認めた。後日、同じ浴槽の温泉水からL.pneumophila SG3を検出したので浴槽水を感染源と判定した。浴槽水中の菌数は3CFU/100mlと少なく、通常は問題にならない菌数であるが、溺水による浴槽水吸引が感染を導いたと推定される。


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